温故知新
「東吹×汐澤」待望のセッション録音
待望の「汐澤×東吹」の新録音CD
このCDのコンセプトは「温故知新」(昔のことを良く知り、そこから新しい知識や道理を得ること)。吹奏楽は音楽史の中では比較的歴史浅い方です。しかし、歴史の洗礼を受け現在も光り輝く名曲が厳然と存在しています。創立当時より取り組んでいるエデュケーションプログラムでは「名曲」と言われ続ける楽曲を演奏し音楽の喜びを伝え続けてきていました。
今回のCDでは多くの吹奏楽ファンが昔から知っている曲をメインに、また、昨今では小編成の演奏団体が増えた事も考慮し、日本人作曲家の2曲もレコーディングしました。又、アメリカの新しい作曲家もラインナップしました。
「汐澤×東吹」として長年共演し、築き上げてきたコンビネーションを是非お聴きください!!
演奏:東京吹奏楽団
収録曲
1.J.フチーク:フローレンス行進曲
Julius Fucik : Florentener March
2.G.ホルスト:吹奏楽のための第一組曲
Gustav Holst : First Suite in E♭ for Military Band
3.A.O.ディヴィス:ウェールズの歌
Albert Olover Davis : Songs of Wales
4.F.エリクソン:序曲「祝典」
Frank Erickson : Overture Jubiloso
5.J.オリヴァドゥティ:序曲「バラの謝肉祭」
Joseph Olivadoti : Carnival of Roses Overture
6.J.Aコーディル:バンドのための民話
Jim Andy Caudill : Folklore for Band
7.A.リード:アルメニアンダンス・パートⅠ
Alfred Reed : Armenian Dance Part 1
8.D.ウィルソン:ショートカット・ホーム
Dana Wilson : Shortcut Home
9.福島弘和:百年祭
Hirokazu Fukushima : A Centenary Celebration
10.樽屋雅徳:ゲルダの鏡
Masanori Taruya : A Mirror of Gerda
11.P.スパーク:陽はまた昇る(ボーナストラック)
Philip Sparke : The Sun Will Rise Again
OSBR-28040
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リハーサル&レコーディング風景
2012年3月1.2日和光市民文化センター(サンアゼリア)で録音
コンサートミストレスからメッセージ
Message from the concert mistress
2日間で11曲を収録するという、非常にタイトなスケジュールの中での録音でしたが、汐澤安彦先生の見事なタクトさばきと的確な指示、団員の驚異的な集中力で大きな問題もなくスムーズに進めることができました。
コンミスとしての仕事は、チューニングに始まり、アインザッツを出したり、テンポを示したり、ミキシングルームでのチェック…などなどいろいろあります。普段あまり動いて吹く方ではありませんが、やはり要所要所は身体で示さないといけません。まるで「コンミスダイエット」をしているかのよう。それに加え、限られた時間の中で仕上げなければならないという緊張感で、近年稀に見る疲労感を味わいました。
しかし、汐澤先生と音楽を創り上げていく作業は、それらを忘れてしまえるほどの興奮の連続でした。恐るべし汐澤マジック!
収録されているのは、多くの吹奏楽ファンに昔から慕われている名曲を中心に、現代の日本人作曲家の作品2曲を加えた11曲です。どこかで東吹男声合唱団も活躍していますので、探してみて下さい。
全ての吹奏楽ファンの方に気に入っていただけると確信しています。また、吹奏楽に触れるきっかけの1枚になることを願っています。
どうぞ正統派、王道を行く大人の東吹の演奏をお楽しみ下さい。
余談ですが、全て終了後のビールのなんと美味しかったことか~。
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