Ballet Chambre Ouest
1989年、日本を代表するダンサー今村博明、川口ゆり子により設立されたバレエ団。
設立以来古典全幕バレエを制作発表する他、創作バレエの制作にも意欲的に取り組み、芸術祭大賞、舞踊批評家協会賞を受賞。2000年2004年には海外公演を行い高い評価を集めた。1990年からは清里フィールドバレエを開催。我が国唯一の長期野外バレエ公演の実績を持つ。2011年の東日本大震災後はポールラッシュドリームプロジェクトを立ち上げ、東北3県で延べ24日間27か所での慰問公演を行った。



今村 博明
井形久仁子、江川明に師事した後、芸術家在外研修員（2年研修）としてロイヤルバレエスクールに留学。フランス、アメリカでも研鑽を積む。帰国後，牧阿佐美バレエ団入団。殆どの作品に主演。日本バレエフェスティバルや海外のガラコンサートにも出演し、プリンシパルダンサーとしての地位を確立した。
1989年バレエシャンブルウエストを設立。定期講演を開始し、古典バレエの復活上映、新作バレエの製作、清里フィールドバレエや、ボリショイ劇場における海外公演の開催など、意欲的な活動を続け、演出・振付・指導・主演と活動は多岐にわたる。橘秋子優秀賞 石井漠賞 指導者大賞 橘秋子特別賞 芸術祭大賞（平成9年度、14年度）舞踊批評家協会賞、優秀指導者賞を受賞。郷里大牟田市より文化功労の表彰を受ける。サンクトペテルブルク建都300年記念勲章をプーチン大統領より授与。
現在バレエシャンブルウエスト芸術監督、清里フィールドバレエ芸術監督、川口ゆり子バレエスクール校長。



川口 ゆり子
1963年橘バレエ学校卒業後、牧阿佐美バレエ団入団。64年橘秋子振付「運命」の主役でデビュー。69年ニューヨーク留学イゴール・シュベッツオフに師事。帰国後、牧阿佐美バレエ団のプリマとして古典から創作まで全ての作品に主演し活躍する。ポルトガル、ソフィア、イスラエルなど海外のバレエ団にも客演。89年バレエシャンブルウエストを設立。古典バレエの復活上演、新作バレエの製作、清里フィールドバレエの開催など新境地を開く。バレエシャンブルウエストのプリマバレリーナとして活躍するほか、後進の育成にも力を発揮している。
芸術選奨文部大臣新人賞 舞踊評論家協会賞。橘秋子賞・優秀賞。服部智恵子賞。石井漠賞 指導者大賞。橘秋子特別賞。平成17年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。平成18年には紫綬褒章を受章。同年八王子市より文化功労の表彰を受ける。



土方 一生
1992年川口ゆり子バレエスクール入学。今村博明、川口ゆり子に師事。在学時よりバレエシャンブルウエストの公演をはじめ日本バレエ協会、新国立劇場柿落しの公演などに子役として出演。04年最年少で第2回海外公演のメンバーに選ばれ訪露。川口ゆり子バレエスクール卒業後はバレエシャンブルウエストの正団員として「シンデレラ」の道化、コオロギ、「くるみ割り人形」のトレパック、「白鳥の湖」バ・ド・トロワ、ナポリなどを踊る。近年成長著しい新人として注目を集め、「くるみ割り人形」「コッペリア」に主演する。




シャンブルウエストのホームページ