Tokyo Wind Symphony Orchestra 60th Anniversary

第56回定期演奏会  

Tokyo Wind Symphony Orchestra 56th Periodic concert

2009年4月23日(木)
すみだトリフォニーホール 大ホール

アクセスマップ LinkIcon

開場 18:20 開演 19:00

指揮:岩村 力

プログラム
D.R.ホルジンガー/エイブラムズ パーシュート
2009年全日本吹奏楽コンクール課題曲より

 Ⅰ 諏訪雅彦/16世紀のシャンソンによる変奏曲 
           (第19回朝日作曲賞)
 Ⅲ 平田智暁/ネストリアン・モニュメント
 Ⅴ 江原大介/躍動する魂 ~吹奏楽のための 
    (第1回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位作品)
R.ネルソン/ペブル ビーチ サジャーン

G.ロッシーニ/T.C.ブラウン編曲/歌劇「泥棒かささぎ」序曲
G.プッチーニ/後藤洋 編曲/歌劇「トゥーランドット」より
  北京の民よ<序奏>
   砥石よ回れ
    誰も寝てはならぬ
     私の勝利が(第3の問い) 
      世界のすみずみから
       われらが皇帝陛下万歳
        おお神聖なる父君陛下よ<フィナーレ>
O.レスピーギ/鈴木英史 編曲/交響詩「ローマの松」
 Ⅰ ボルゲーゼ荘の松
 Ⅱ カタコンブ付近の松
 Ⅲ ジャニコロの松
 Ⅳ アッピア街道の松

第56回定期演奏会

指揮:岩村力

全席自由席(一部賛助会員用指定あり)
前売り料金(すべて税込み)
一般   :¥4,000-
大学生  :¥3,000-
高校生以下:¥1,500-

当日券(すべて税込み)
一般   :¥4,500-
大学生  :¥3,500-
高校生以下:¥2,000-

取り扱い及び販売店
■トリフォニーホール・チケットセンター(03-5608-1212)
■株式会社 セントラル楽器(045-324-3111)
■株式会社 ダク(03-3361-2211)
■有限会社 テオバルト(03-5983-0711)
■株式会社 ドルチェ楽器・管楽器アベニュー東京(03-5909-1771)
■株式会社 ヤマハミュージック東京・銀座店(03-3572-3134)
■銀座山野楽器本店5階管・弦楽器フロア(03-5250-1062)


主催  東京吹奏楽団
後援  株式会社 河合楽器製作所
    社団法人 全日本吹奏楽連盟   
    社団法人 日本吹奏楽指導者協会 
    財団法人 日本音楽教育文化振興会・日本管打・吹奏楽学会
    東京都吹奏楽連盟
    千葉県吹奏楽連盟 
    埼玉県吹奏楽連盟
協賛  株式会社 グローバル

岩村力氏からのコメント

Comment from Conductor

 進学、入学、就職など、何かと気持ちを新たにさせられることの多い4月。
 今回のコンサートでは、そんなフレッシュな季節にぴったりの、聴きやすく、心が弾むような曲を選びました。

 例えば2009年度吹奏楽コンクール課題曲。コンクールに向けですでに着々と準備を始めている皆さんも多いと思います。東吹のクリアーなサウンドで、それぞれの課題曲の魅力を実感できるチャンスです!!

 第一部のメインはロン・ネルソン作曲「ペブルビーチ・サジャーン」。聴いてびっくり、吹奏楽とパイプオルガンとの豪華な協演です。
 パイプオルガンというと、厳かな雰囲気の教会の中で賛美歌とともに響き渡る……みたいなイメージが強いですが、この「ペブルビーチ・サジャーン」ではカラフルで鮮やかな響きの渦の中にあなたを巻き込みます。めったに聴けない、いわば「吹奏楽の新しい色彩」をぜひ体感して頂きたいと思います。

 第二部は華麗なイタリア・オペラの世界へお誘いしましょう。
軽快なロッシーニ作曲「どろぼうかささぎ」のあとはプッチーニ作曲「トゥーランドット」からのセレクション。フィギュアスケートの荒川静香選手がトリノ・オリンピックで金メダルを獲得したときの曲「誰も寝てはならぬ」も入っています。伝説の時代の中国を題材としたこの美しい傑作オペラの真髄を東吹が描き出します。

 そしてメインはレスピーギ作曲「ローマの松」。もう多言は無用ですね。言わずと知れたこの名曲を東吹の気力あふれる、ダイナミックなサウンドで満喫して頂きましょう。

 どの曲も聴きやすい、魅力満載のプログラムです。
 お友達、ご家族お誘い合わせの上、皆さんでお越し頂ければと思います。

どうぞ、お楽しみに。
それでは、すみだトリフォニーホールでお会いしましょう!!

指揮者:岩村 力

コンサートの聴き所

Hearing place of concert

〜〜春の東吹です!〜〜

 暖かくなって来ました。春の息吹が感じられる、今日この頃です。桜の開花ももうすぐでしょう。

 2年目を迎えた、東吹「春の定期演奏会」まで一ヶ月を切りました。団員一同、皆さまにお会い出来る日を楽しみにしています。

 今回の「春の定期」、指揮者は岩村力氏を迎え、墨田トリフォニー・ホールで開催します。岩村氏との協演は初めてではありません。今を去ること10数年前、若手指揮者として音楽界に颯爽と登場して来た頃に遡ります。瑞々しく、溌剌とした音楽に私達は魅了されてしまいました。その時以来、熱烈なラブコールを送り続けて、ようやく今回の協演が叶いました。今から演奏会の日を、一日千秋の思いで待ちわびています。

 演奏会でお送りする曲目は、ホルジンガー作曲【エンブラムズ・パーシュート】で華々しく幕を開けます!引き続き、2009年度全日本吹奏楽コンクール課題曲より、諏訪雅彦作曲【16世紀のシャンソンによる変奏曲】、平田智暁作曲【ネストリアン・モニュメント】、江原大介作曲【躍動する魂〜吹奏楽のための】の3曲をお送りします。今年の課題曲は例年の曲目よりも技術的、音楽的に難しく感じられます。これから吹奏楽コンクールに向けての選曲、及び指針になれば幸いです。

 前半最後の曲は、ネルソン作曲【ペブル・ビーチ・サジャーン】。吹奏楽(金管楽器と打楽器)とパイプオルガンとの華麗なる協演です。これまでのパイプオルガンのイメージを大きく覆す、新しい音楽シーンを予感させてくれる曲です。体感してみて下さい!

 後半はイタリアへ音楽旅行をしましょう。最初に行くのは、ロッシーニ作曲【歌劇どろぼうかささぎ序曲】。軽妙洒脱なロッシーニの音楽をお楽しみ下さい。引き続き、プッチーニ作曲【歌劇トゥーランドット・セレクション】。19世紀末にヨーロッパで起きたオリエンタル・ブーム、その中でも【歌劇蝶々婦人】と列び賞される名曲です。もちろんイナバウアーでお馴染の【もう誰も寝てはならぬ】もセレクトされています。イタリア版中華文明の世界観をご覧になって下さい。

 そして旅の最後、やはりイタリアと云えばローマです。レスピーギ作曲【ローマの松】。悠久、壮大なる時の流れ。今から2000年前、世界の中心、文明の中心であり神々の座すところであった、偉大なるローマ!その一大叙事詩を東吹の華麗なるサウンドで再現致します。現代の神話の発祥をお聴き逃しのないように!!

クラリネット奏者・楽団委員長 星野 均


すみだトリフォニーホールのパイプオルガン

Pipe Organ

 すみだトリフォニーホールのオルガンは、18世紀のドイツ・バロック時代のオルガンの特徴を基本にしたタイプです。製作したのは、ドイツのザクセン地方の古都ドレスデンに工場を持つイェームリッヒ社です。同社はオルガン音楽の最大の巨匠とされる、あのヨハン・セバスチャン・バッハと関係が深かったオルガン製作の伝統を受け継いでおり、その特色がここに生かされています。

 このオルガンの規模は、4,735本のパイプが、66個のストップに纏められています。ストップとは、音色の可能性を引き出す装置のことで、さまざまな音を発するパイプ群を、同じ系列の音色ごとに何十本かずつ集めたものです。ストップの数が増えれば、それだけ音色の組み合わせの可能性が大きくなり、表現力が豊かになります。演奏台には、手で操作する手鍵盤が3段と、足で扱う足鍵盤(ペダル)が1段備えられています。

 また、すみだトリフォニーホールは、新日本フィルハーモニー交響楽団の本拠地になっていますから、このオルガンは、オルガン独自の力を充分発揮すると共に、オーケストラの響きとも良く調和するように設計されていることが、大事な特色の一つです。【ペブルリーチ サジャーン】のオルガンとのアンサンブルをお楽しみください。

詳しくはこちら LinkIcon

曲目解説

Number decoding

エイブラムズ・パーシュート
 デヴィッド・ホルジンガー(1945~)は、テキサス州の教会の作曲家を務めながら多くの吹奏楽曲を作曲し、「偏在する軍隊」と「春になって王たちが戦いに出るにおよんで」で、全米吹奏楽指導者協会の作曲コンペティションの最高位であるオズワルド賞を二度受賞するなど、高い評価を得ているアメリカの作曲家です。
 教会の作曲家であったホルジンガーは吹奏楽の分野においても、宗教的な題材、あるいは聖歌などを扱った作品を多く作っており、「エイブラムズ・パーシュート」も聖書を題材にした作品です。
 創世記の情景からインスパイアされた描写的な音楽ですが、終始一貫して非常にリズミックな曲調となっています。


2009年度 全日本吹奏楽コンクール課題曲より
I 16世紀のシャンソンによる変奏曲
 作曲者の諏訪雅彦氏は1959年長野岡谷市生まれ。東京芸術大学作曲科中退。「ウィナーズ-吹奏楽のための行進曲」で第13回朝日作曲賞を受賞しており、本日演奏する「16世紀のシャンソンによる変奏曲」で再度、第19回朝日作曲賞を受賞しました。
 主題の旋律は、16世紀の世俗シャンソン「Une jeune fillete(若い娘)」によるものです。

III ネストリアン・モニュメント
 作曲者 平田智暁氏は1974年宮崎生まれ。学生時代にトランペット、指揮を経験し、作曲を長谷川勉、浦田健次郎 両氏に師事しました。
 ネストリアン・モニュメントとは、シルクロードに点在する古代キリスト教徒達の足跡の意味です。

V 躍動する魂~吹奏楽のための
 江原大介氏は1982年生まれ。東京音楽大学作曲科卒業、桐朋学園大学研究科作曲専攻修了。2008年、第77回日本音楽コンクール第2位。これまでに作曲を有馬礼子、池辺晋一郎、糀場富美子、権代敦彦、安良岡章夫の各氏に、指揮を汐澤安彦氏に師事しています。
 本作は第1回全日本吹奏楽連盟作曲コンクールにて第1位に選ばれています。

ペブル ビーチ サジャーン
 ロン・ネルソンは、1929年12月14日、アメリカ合衆国イリノイ州ジョリエットに生まれました。ニューヨーク州のイーストマン音楽学校、パリのエコール・ノルマルおよびコンセルヴァトワールに学び、2つのオペラを含む声楽作品、器楽、放送や映画のための音楽など、多岐にわたるジャンルに作品があります。吹奏楽の作品も多く、1993年には『パッサカリア』で、アメリカの三大作曲賞である「ABAオストウォルド賞」「NBAレヴェリ賞」「サドラー賞」を総ナメにするという快挙を成し遂げました。

 本日演奏する「ペブル・ビーチ・サジャーン」はアメリカのオルガニスト組合全国大会の為に作曲され、1984年に初演されています。
 ペブル・ビーチはアメリカ、サン・フランシスコの南に位置し、2010年にはゴルフのU.S.オープンが行われることも決まっている有数のリゾート地です。サジャーン(sojourn)とは聞き慣れない単語ですが、”滞在”を意味し、作曲家ネルソンの温暖なリゾートでの印象をまとめあげたの曲がこの「ペブル・ビーチ・サジャーン」でしょう。
 オルガンの豪華絢爛なサウンドがまぶしい太陽のように降り注いでくるこの曲で、一時のリゾートをお楽しみください。

歌劇「泥棒かささぎ」序曲
 イタリアのベローザに生まれたロッシーニは10代の終わり頃からオペラの作曲を始め、1810年には最初のオペラ《婚約手形》を完成させました。その後の速筆ぶりは驚くべきもので、1812年には《絹のはしご》と《試金石》と《ブルスキーノ氏》を、翌年の1813年には《タンクレーディ》と《アルジェのイタリア女》を、という具合に1年に2~3作のペースでオペラを完成させていきました。その頃からイタリアを中心にヨーロッパ中でロッシーニの人気はうなぎ登りに高まり、24歳の頃に書いた《セビリャの理髪師》で作曲家としての名声は頂点を迎えました。しかし彼は37歳で最後のオペラ《ウィリアム・テル》を書き上げると突然の引退宣言をし、その後はオペラに手を染めることなく、ごく少数の小品を作曲するにとどまりました。隠居の理由は趣味であった料理のためと言われています。

 歌劇「泥棒かささぎ」序曲は、ロッシーニの序曲としては《セミラーミデ》や《ウィリアム・テル》に次いで長く、規模も大きいものとなっています。小太鼓のトレモロで始まり、様々な楽器が旋律を受け渡す充実した序奏部からスケールが大きく、続く主部では ロッシーニクレッシェンド※も効果的に用いられ、壮大なクライマックスを築き上げます。初演は1817年、ミラノ・スカラ座で、ロッシーニ21番目の歌劇となりました。
 物語は召使ニネッタとその家の息子ジャンネット、ニネッタに横恋慕する悪代官というシンプルな構図で、曲名の「泥棒かささぎ」がニネッタのピンチを救う、というものです。

※早いリズムの短いフレーズをしつこく繰り返しながら、だんだん色々な楽器群が同じ音型で加わって行き、オーケストラの全楽器がフォルテシモになるまで繰り返されるロッシーニ独特のクレッシェンド。

トゥーランドット
トゥーランドットは、イタリアの劇作家カルロ・ゴッツィ(1720-1806)が1762年に書いた戯曲です。舞台は中国の紫禁城。絶世の美女だが氷のように冷たい心を持つ皇女トゥーランドット姫は結婚を申し込んでくる男達に3つの謎かけをして、それが解けなければ斬首の刑という厳しい掟を設けていました。カラフ王子は3つの謎を見事に解き明かしましたが、姫は結婚を拒みました。そこでカラフは、夜明けまでに自分の名を言い当てることができたら、喜んで姫に命を捧げようと告げます。トゥーランドット姫は、役人たちに命じました。「今宵は寝てはならぬ!王子の名がわかるまでは、誰も寝てはならぬ!!」と…。

 オペラ作曲家のプッチーニは、「トスカ」(1900)、「蝶々夫人」(1904)など、今日でも上演の機会が多い数々の名作を遺しましたが、最後に取り組んていたのが「トゥーランドット」でした。プッチーニはこの作品の作曲時、癌に冒されており、彼自身これが最後の作品となる事を予感していた様子が窺えます。事実、彼はベルギーで受けた手術のあと心臓麻痺で亡くなっています。彼は結局この作品を完成させることが叶わなかったのですが、死後12年経って弟子のアルファーノが出版社や遺児の意向によって補筆完成させました。しかし、その時にはプッチーニと親交が深かったアルトゥーロ・トスカニーニがアルファーノの色が強すぎるとして難色を示し、3度目の改訂まで了承がされなかった。了承された最終稿もアルファーノの作からフィナーレ部分が大幅にカットされた。

 ミラノ・スカラ座での1926年4月25日の初演では、トスカニーニがリュウの死の場面において、突然タクトを置いて、ここでプッチーニの作が終了したことを客席に告げて演奏を止め、次の公演からやっと終幕まで演奏されたという有名な逸話が残っています。初演は大成功を収めました。
本日演奏しますのは、2006年出版の後藤洋氏(b.1958)による吹奏楽版のアレンジで、7つのドラマティックな場面で構成されています。

ローマの松
 ローマの松は、イタリアの作曲家オットリーノ・レスピーギによって1924年12月に完成された交響詩(情景を管弦楽で描写するスタイル)で、彼が聖チェチーリア音楽院の教授や委員長をつとめていた時代の作品です。この前後に作曲した「ローマの噴水」「ローマの祭」と、この曲を合わせて共に「ローマ三部作」と呼ばれています。1924年にローマで初演されました。 
 緻密で色彩的なオーケストレーションによってローマにある「松」を描写し、それを通して古代ローマの神話の世界や様々な幻影を浮かび上がらせています。全体は4つの部分に分かれていて、切れ目無しに演奏されます。
 作曲者自身により楽章ごとに詩が書かれています。

第1部 ボルゲーゼ荘の松 
「ボルジア荘の松の木立の間で子供たちが遊んでいる。彼らは輪になって踊り、兵隊遊びをして行進したり戦争している。夕暮れの燕のように自分たちの叫び声に昂闘し、群をなして行ったり来たりしている。突然、情景は変わり、第2部に曲は入る。」 

ローマの中心部にあるボルゲーゼ公園の松並木で元気に遊ぶ子供たちの情景をホルンの高らかな響きと、高音域で派手なオーケストレーションで彩った、速い旋律で描かれています。

第2部 カタコンブ付近の松
「カタコンブの入り口に立っている松の木かげで、その深い奥底から悲嘆の聖歌がひびいてくる。そして、それは、荘厳な賛歌のように大気にただよい、しだいに神秘的に消えてゆく」

カタコンブとは古代ローマでの初期キリスト時代の墓のことです。悲嘆の聖歌とは、グレゴリオ聖歌のサンクトゥスです。やがて、迫害を受けた初期キリスト教徒の呟きの様な調べが低く奏でられ、次第に音量を増し、クライマックスでは先のサンクトゥスと響き合い、また消えていきます。

 第3部 ジャニコロの松
「そよ風が大気をゆする。ジャニコロの松が満月のあかるい光りに遠くくっきりと立っている。夜鶯が啼いている。」


ジャニコロの丘はローマ南西部にあります。満月の中に浮かぶ松と幻想的な月光が描かれます。

第4部 アッピア街道の松
「アッピア街道の霧深い夜あけ。不思議な風景を見まもっている離れた松。果てしない足音の静かな休みないリズム。詩人は、過去の栄光の幻想的な姿を浮べる。トランペットがひびき、新しく昇る太陽の響きの中で、執政官の軍隊がサクラ街道を前進し、カピトレ丘へ勝ち誇って登ってゆく」

古代ローマの進軍道路として使われた石畳の道は今でも残っています。ピアニッシモから「軍隊の行進」に伴い徐々に音強を増し、全パートの強奏にバンダ(主となる本来の編成とは別に、多くは離れた位置で「別働隊」として演奏する小規模のアンサンブル)を加え、クライマックスのフォルティッシモに至る過程は、ほとんど催眠術に近いものがあります。

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ペブル・ビーチ・サジャーン

ローマの松

ローマの松

2階席から

岩村力

岩村力