Tokyo Wind Symphony Orchestra 

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第57回定期演奏会 
〜東吹からのおくりもの〜

Tokyo Wind Symphony Orchestra 57th Periodic concert
〜Stocking filler from TOUSUI〜

開演19:00 開場18:20 ロビー会場16:30

指揮:松元宏康
コンポーザーピアニスト:和泉宏隆

今や吹奏楽のバイブルとさえいわれる
「宝島」「Omens of Love」の作曲者、和泉宏隆氏が初共演

新たな吹奏楽アレンジ曲を携え、東吹初演を皆さんにプレゼント!客演指揮には、若手として期待と注目を集める松元宏康氏を迎え、東吹クリスマスコンサートをお楽しみください。

プログラム
〜みんなが知っている行進曲特集〜
G.ロッシーニ /淀彰 編曲
 歌劇ウィリアム・テル序曲より「スイス軍の行進」
P.I.チャイコフスキー/M.L.レイク 編曲
 バレエ組曲 くるみ割り人形より「行進曲」
古関裕而/オリンピック・マーチ
P.I.チャイコフスキー/L.P.ローレンデュー 編曲
 スラブ行進曲

S.R.ヘイゾ/セブンズ

〜和泉宏隆 作品集〜
和泉宏隆/真島俊夫 編曲
 オーメンズ・オブ・ラブ 
 Omens of Love
和泉宏隆/吉野慶太郎 編曲
 シルバーガール・イン・ザ・ミスト
 Silver Girl In The Mist (世界初演)
和泉宏隆/真島俊夫 編曲
 トワイライト・イン・アッパー・ウエスト
 Twilight in Upper West(世界初演)
和泉宏隆/真島俊夫 編曲
 宝島

和泉宏隆氏のスペシャルコメント動画  



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和泉宏隆氏のブログLinkIcon

57teiki.pdf
第57回定期演奏会

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松元宏康

Izumi.pdf
和泉宏隆

開演前イベント
16:30〜18:30
東吹の名物企画、ロビーにて楽器体験コーナー開設LinkIcon
見て吹いて音を出してみよう。東吹メンバーがアドバイス。



全席自由席(一部賛助会員用指定あり)
前売り料金(すべて税込み)
一般   :¥4,000-
大学生  :¥3,000-
高校生以下:¥2,000-
クリスマス特別親子券:¥4000- (前売りのみ・限定200ペア)
*親子室(乳児の入室可)が4組分ご利用できます。
 ご希望者は直接事務局までご連絡ください。先着順です。

当日券(すべて税込み)
一般   :¥4,500-
大学生  :¥3,500-
高校生以下:¥2,500-

コンサートの聴き所

Hearing place of concert

 紅葉も終わり、落葉の舞う寒い季節となりました。皆様は、如何お過ごしでしょうか?今年の冬は雨も多く、すっきりとしない天候が多い気がします。健康にお気をつけて風邪などをひかないようにしたいものです。

 昨今の日本は、長引く不況や新型インフルエンザの流行など多難な時代を迎えています。

 東京吹奏楽団第57回定期演奏会 クリスマスコンサート[東吹からのおくりもの]は、そんな日本と日本人を元気づけよう、との思いで企画をしました。

 前半は世界のマーチをお届けします。

 勇気凛々、溌剌たる英気に充ちた[歌劇ウィリアム・テル序曲よりスイス軍の行進]、クリスマスの定番[胡桃割り人形よりマーチ]、かつて日本が好景気に湧き、繁栄を謳歌した東京オリンピックのテーマ曲[オリンピック・マーチ]、そして巨匠チャイコフスキーが、母国ロシアへの想いを込めて作曲をした[スラウ゛行進曲]を揃えました。

 大きく手を振りながら、前をしっかりと見つめて進んで行く、これが行進曲の醍醐味です!どうぞ、お楽しみ下さい。 

 今回の定期演奏会で指揮を担ってくれる事になった松元氏は、まさに新進気鋭、言葉通りの英気に溢れた若き傑物!小さな体一杯に詰まっている才能と情熱。どうぞ、御照覧あれ!!

 第2部の聴き所は、何と言っても人気フュージョンバンド「TーSQUARE」の元コンポーザー ピアニスト、和泉宏隆氏との初コラボレーションです。

 吹奏楽経験のある幅広い年代の方々が、演奏した事がある名曲「オーメンズ・オブ・ ラブ」「宝島」、大変ノリの良いこの2曲は‘80年代発表にもかかわらず、今なお人気曲として演奏され続けています。

 吹奏楽では本邦初演となる「トゥワイライト・イン・アッパー・ウェスト」(ザ・スクェア時代のアルバム「トゥルース」に収録)、「シルバーガール・イン・ザ・ミスト」(ソロになってからの曲)は、大人のムード漂うバラード調のナンバーです。

 大変美しいメロディーで、ポップス吹奏楽の新たなレパートリーになること間違いなしです!

 お聴き逃しなく!

曲目解説

Number decoding

歌劇『 ウイリアム・テル 』序曲より スイス軍の行進
G. A. ロッシーニ 作曲

 イタリアの作曲家ロッシーニが37歳の時に作曲した歌劇『 ウィリアム・テル 』のための序曲。「 夜明け 」「 嵐 」「 静寂 」「 スイス軍の行進 」という4つの部分から成っていますが、本日は、スイスに平和をもたらした国軍の行進と民衆の歓喜が描かれた「 スイス軍の行進 」を演奏します。トランペット、ホルン、ティンパニーによるファンファーレに続き,軽やかな音の刻みを持ったギャロップ調の行進曲が始まります。中間部では木管楽器が中心となり楽しげな気分を盛り上げます。最後に行進曲が戻った後,興奮を煽るかのようなコーダとなり、歓喜の中、盛大なクライマックスで締めくくられます。 運動会などでもお馴染みで、誰もがどこかで耳にしたことがある最もよく親しまれている行進曲の一つです。

<Takahiro Nishio>


バレエ組曲『 くるみ割り人形 』より 行進曲
P. I. チャイコフスキー 作曲

 ロシアの作曲家、ピョートル・チャイコフスキー ( 1840〜93 )が演奏会用組曲として作曲。バレエの初演に先立ち、1892年初演された。
 クリスマスの時期になると各国で上演され、大人だけでなく子供達にも夢を与えているバレエの演目で、第一幕の始め、美しいクリスマスツリーに目を輝かせる子供達がはしゃいでいる場面の音楽です。
 イヴの夜、主人公クララの家でのパーティー。クララはくるみ割り人形をプレゼントされます。宴も終わり真夜中、ねずみの大群と、くるみ割り人形が指揮を取るおもちゃの兵隊が戦いを始めているではありませんか!戦いに勝利したくるみ割り人形は凛々しい王子様の姿に変身し、クララをお菓子の国に招待しました。そこではお菓子の妖精達が歓迎の踊りを踊ってくれ、クララはとても楽しい時を過ごします。
ふと気付くとベッドの中。すべてはイヴの夜のクララの夢の中の出来事でした…。

<Mari Hatanaka>


オリンピック・マーチ
古関 裕而 作曲

 オリンピック・マーチは、1964年 ( 昭和39年 ) に東京で開催された「 東京オリンピック 」開会式の入場曲として高らかに演奏され、日本中に元気を与えました。
 作曲者の古関 裕而氏 (1909〜89年。2009年は生誕100年にあたる) は、イギリス・ロンドン市のチェスター楽譜出版社募集の作曲コンクールに入賞しました。これは日本人として国際的作曲コンクールに初めての入賞であり、当時の新聞でも大々的に報道されました。
 今回演奏するオリンピック・マーチのほかにも、夏の高校野球大会テーマ曲「 栄冠は君に輝く 」や阪神タイガース応援歌「 六甲おろし」、読売ジャイアンツ応援歌「 巨人軍の歌 ( 闘魂こめて ) 」、NHKスポーツ中継テーマ曲「 スポーツショー行進曲 」等、多くの応援歌、行進曲の作曲を手がけ、日本のスーザ ※と言われています。

※スーザ:アメリカの作曲家。マーチ王と呼ばれる。

<Yasuyuki Tanaka>


スラヴ行進曲
P. I. チャイコフスキー 作曲

 ロシアの作曲家、ピョートル・チャイコフスキー (1840〜93 ) が愛国心から1876年に書いた作品。1875年にセルヴィア ( 南方スラヴ ) がトルコの支配から脱するための反乱が勃発し、同じスラヴ民族のロシアはセルヴィアに味方をして、やがてロシアとトルコの戦争に発展します。結局はトルコが敗退しますが、この曲は開戦間もない1876年にルービンシュテインの提唱で企画されたセルヴィア負傷兵救援基金募集のための慈善演奏会用に作曲されたものです。はじめ「ロシア・セルヴィア行進曲 」と題されましたが、1980年の楽譜出版に際して、今の題名に改められました。曲は戦争の犠牲者を悼む重苦しい主題に始まり、セルヴィアの民族的な旋律やロシア国家をとり入れて高揚していく戦意を表していきます。そして最後はスラヴ民族の勝利を確信するかのように、力強く曲が閉じられます。

<Hitoshi Hoshino>


セブンズ
S. R. ヘイゾ 作曲

  アメリカ人作曲家サミュエル・ヘイゾはペンシルヴァニア州ピッツバーグに住み、作曲家としてだけではなく指揮者としても活躍しています。彼の作品は日本を含む世界中で人気があり、数多く演奏され、ユージン・コーポロン指揮による録音も発売されています。
 本日演奏する“ セブンズ ”はアメリカ国内の10の大学による合同委嘱により作曲されました。代表として委嘱の電話をしたレズリー・ヒッケン女史は「ホールが燃え上がるような曲だったら素晴らしいわ」とヘイゾ氏に伝えたそうです。その後ヘイゾ氏はお気に入りのビッグバンド“ビッグ・ファット・バンド ”を聴いていて、このスタイルはまだ吹奏楽の曲に取り入れられていないことに気がつき作曲に取り掛かりました。ジャズとクラシックを融合させた先駆者、ジョージ・ガーシュインの“ラプソディ・イン・ブルー”を傑出させた大きな要素は7度音程であることから、ヘイゾ氏は数字『 7 』を曲を支配する要素として用いました。それはフレーズ中の音数、拍節感などの他にも随所にあらわれます。
あなたも色々な『 7 』を探しながら聴いてみてくださいね!

<Wataru Sato>

和泉 宏隆 曲集
解説 和泉 宏隆

OMENS OF LOVE

 オリジナルは85年のザ・スクエアのアルバム“RESORT”に収録。当時、バンドとして初めての海外(ハワイ)録音ということで大変盛り上がったものの、リハーサルの最終段階で、もう一曲明るく爽やかな8ビートの楽曲があるとアルバムとして申し分ないのに・・・という話になって、それならまかせなさいとばかりに一晩徹夜をして書き下ろしたものです。
 その後、歌ものやオーケストラなど様々なヴァージョンが生まれましたが、今となっては真島俊夫さんに編曲して頂いた吹奏楽が最もポピュラリティを得ているのではないでしょうか?

SILVERGIRL IN THE MIST

 02年にリリースしたピアノソロ四部作のうちの、“14 to 18 afternoon ”が初出で、07年にはピアノトリオでセルフカヴァー(“LIGHTS IN A DISTANCE”)していますが、そもそもスクエアのロンドンレコーディングの際に浮かんだモティーフが原点であり、スコットランドの草原に佇む少女が霧の中で銀色に輝いている・・・そんなイメージの曲です。
 今回、大作曲家の卵(というか、すでに雛?)である、吉野慶太郎くん( 東京音楽大学作曲科映画放送音楽コース1年在学中)に編曲をお願いしました。

TWILIGHT IN UPPER WEST

 87年のザ・スクエアのアルバム“TRUTH”に収録。タイトルソングがフジテレビのF1グランプリ中継のテーマとなったこともあってインストゥルメンタルとしては破格のセールスを記録して、国内40数カ所のコンサートと全米11都市におけるツァーに出かけたことも懐かしい思い出です。また、この曲にはロンドンのロイヤルフィルによるヴァージョン( 奥慶一氏の編曲でテレビドラマのテーマに使われた・・・)があって、いつの日にか吹奏楽にも、と思い描いてきました。
 今回、東京吹奏楽団さんにゲストとして呼んで頂くことになって、真島さんに編曲をお願いしました。

TAKARAJIMA

 86年のザ・スクエアのアルバム“SPORTS”に収録。ジュール・ヴェルヌの十五少年漂流記をイメージして書いた曲です。これまで吹奏楽ヴァージョンは中高生のブラスバンドを中心によく取り上げていただいてきましたが、思えば、二十年あまり前にオーメンズ・オブ・ラブとこの曲を真島さんがアレンジしてくださらなければ、今夜ここにいることもなかった訳で、非常に感慨深いものがあります。


 

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